
60歳の泉正樹はバスの運転手。
25年に渡った路線バス業務も今日で定年退職となる。
方向幕を「回送」に変えてバスを走らせていると、突然、長い髪で花柄のワンピースを着た女性が飛び出してきた。
ドアを開けると、「追われているの。
早くバスを走らせて」と懇願してくる。
よくよく見ると、その女性はかつて営業所にいた吉田まどかだった。
彼女は正樹が入社したばかりの頃、18歳で事務を担当していた。
営業所のマドンナで、男たちはみんな彼女を狙っていた。
正樹とまどかは惹かれ合い、何度かプラトニックなデートをしていたが、突然彼女がいなくなって関係が途絶えていた。
まどかは誰かに監禁されていたのか、足は裸足。
拳を握らされ、ワイヤーでグルグル巻きにされていた。
ワイヤーを取ってあげた正樹はそのまま海へ。
砂浜でキスを交わすと、彼女は突然、亀頭を口の中に入れて……。
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