
愛する姉の涼子が死んだ。
華奢な背中の震え、髪の甘い香り。
深い情愛と性愛を整理できぬまま、私が彼女の手の中に射精したあの夜、姉は眠っていたのだろうか。
結局、私はその答えを確かめられなくなったー。
「おじさまがママにしたかったこと、私が全部受けとめてあげるわ」。
禁断の快楽に翻弄される男の姿を描く、著者初の長篇情痴小説。
松崎詩織
愛する姉の涼子が死んだ。
華奢な背中の震え、髪の甘い香り。
深い情愛と性愛を整理できぬまま、私が彼女の手の中に射精したあの夜、姉は眠っていたのだろうか。
結局、私はその答えを確かめられなくなったー。
「おじさまがママにしたかったこと、私が全部受けとめてあげるわ」。
禁断の快楽に翻弄される男の姿を描く、著者初の長篇情痴小説。
コメント
残り香 (幻冬舎アウトロー文庫)
娘を引き取ることになった。
中学生のその子は「ママにしたかったことをかわりに受け止めてあげる」と男にいう。
男の彼女の死、隣人の死、そして姉夫婦の死の真相は一体…
真相は文中に陽に解かれててはないし、
ミステリーじゃないけど
ぞっとした。
女って怖い。
残り香 (幻冬舎アウトロー文庫)
(∩.∩)
お姉さんとの愛の絆が胸に響きました。
残り香 (幻冬舎アウトロー文庫)
みんながみんな親近すぎるために美しく映らない。
残り香って私の中ではとても大きなものだけれど
このお話では香りは感じられなかったなぁ。
残念