太ももを這う指

文芸誌の編集長をしている47歳の仲谷雅弘は、会社が主催する小説新人賞の応募作の中に、気になるものを見つけた。
10年前、自分に好意を寄せていた部下・咲子が書いたと思われる話があったのだ。
仲谷が連絡をとると、やはり彼女であった。
「仲谷さんに会えると思って応募しました」。
30歳半ばの人妻となった咲子は、美しさがより洗練され、パンストを履いた太股が艶めかしかった。
食事後、彼女の泊まっているホテルまでタクシーで送っていった仲谷は、車内にもかかわらずその魅力的な太股に手を触れてしまい……。

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