夜の坐禅会

槙原啓介は会社を定年退職したばかり。
やることがなくて時間ばかりが過ぎている。
そんな時に鎌倉の古寺で開かれている坐禅会を知り、出席するようになった。
啓介は坐禅の経験がなかったものの、どうやら向いているようで、雑事を忘れて精神的にリラックスできた。
特に僧侶に木製の警策でピシリと叩かれるのは、どこか爽快だった。
そんな時、セミロングの艶やかな髪をした、かわいさと美しさが上手くミックスした美人が目に入る。
年齢は30歳ぐらいだろうか。
その女性は自分を抱きしめながら、警策で打ってくださいとばかりに身を差し出している。
それを見た啓介は心がざわついた。
彼女はビクッと痙攣して、目が潤んだように見え、マゾヒズムが感じられたのだ。
啓介のその感覚は当たっていた。
その後、啓介は人妻だった彼女と下着姿で2人だけの坐禅をすることになり……。

まだレビューはありません

購入・お申し込みはこちら