昼下がりはテレクラ日和

時は昭和61年4月。
28歳の専業主婦・理沙は美容院で読んだ雑誌記事でテレクラの存在を知る。
理沙が結婚したのは1年前。
独身の時は会うたびにセックスしていたのに、今や月に1回程度まで減り、強い性欲を自覚することも多くなっていた。
ある日、夫を送り出した後、理沙は意を決してテレクラに電話。
年下のサラリーマンだという幸男と繋がった。
聞かれるがまま「黄色いニットのセーターにフレアスカートを着ている」「髪の長さは肩甲骨の下ぐらい」などと答えていく。
「奥さんの魅力的な声を聞きながら、その姿を思い浮かべて……もう、勃起してるんです」。
そんな風に言われて、全身に鳥肌が立ち、言い様のない興奮に襲われる。
初めてのテレフォンセックスはとても刺激的だった。
自分の指なのに感じてしまい、すでにあそこはネットリ湿っていて……。

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