
36歳の人妻・藤本梓は衝撃を受けた。
マンションの隣人で、友人だった宮前昌美の夫・博也がホテル街を見知らぬ女性と歩いていたからである。
昌美は数年前に事故で亡くなっていて、博也はいわゆる寡夫だった。
34歳の彼はまだ男として現役。
仕方ないことだが、友人を裏切らないでほしいという思いになる。
そして、同時に人妻である梓はある妄想に駆られた。
「叶うのであれば、博也とセックスをしてみたい」と。
梓は結婚9年目。
未だに子どもはいない。
夫婦仲は良好だが夫との営みは減る一方。
激しい欲望を抱え、自らを慰める時間も増えていた。
だからこそ博也のことが気になっていたのだ。
意を決して彼に目撃したことを告白する梓。
どうやら連れていた女はデリヘル嬢らしい。
博也も欲求不満を抱えていることを知った梓は「私みたいな年上のおばさんは……性の対象にならないかしら?」と哀願し……。
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