
四十路の夏八木健は港町の成人映画専門シアターで働く映写技師。
元同僚である33歳の山本絵里子とは不倫関係にあった。
しかし、今日の絵里子が妙によそよそしい。
普段なら古女房のように振る舞うのに、なぜか敬語を使ってくるのだ。
自宅の炬燵に入って向かい合う2人。
夏八木は映画の話をしながら、ストッキングの上から絵里子の足を撫で回し、パンティの中に手を入れる。
親指には生温かい湿り気が伝わってきた。
だが、腰を引いた彼女は突然、別れ話を始めた。
絵里子の夫は漁師で、一度海に出たら1年帰ってこない。
その夫が近いうちに帰ってくるので、不倫関係を解消したいのだという。
涙を流す絵里子の気持ちを受け入れようとした夏八木だが、口からこぼれたのは「最後に、一回だけやらないか……本当に最後の一発だ」という言葉だった。
嫌がる絵里子だったが、徐々に感じ始め……。
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