
どちらかが誘ったというわけではない。
成り行きだった。
50歳の浅野誠治と45歳の愛川江梨は、20年ぶりに再びベッドを共にすることになった。
元々は、映画界で活躍していた脚本家とポルノ女優という間柄だった二人。
酒に酔った勢いで江梨の部屋に上がり込んだ誠治が、彼女の身体を奪ったのだ。
「痛っ!
」思わず叫ぶ江梨。
まさかと思い肉棒をズブリと挿入しようとするが、狭小な器はそれを阻止する。
苦痛の表情を見て、誠治は(まさか!
)と思った。
銀幕の中でセックスシーンを演じる娘が、なんと処女だったとは……。
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