
祖母と孫娘の、笑って泣ける英国珍道中!
正月の親戚の集まりで英国留学の思い出話を披露した孫娘(著者)に、祖母が「一度でいいからロンドンに行きたい、お姫様のような旅をしたい」と告げたことから、一族総出で支援する5泊7日の豪華イギリス旅行が決定!
だが、そもそも著者が留学で培ったのは「行き当たりばったり体力勝負の低コスト海外滞在」ノウハウで、高齢の祖母をお姫様のようにもてなす旅とは真逆のスキルだ。
資金面こそ親族の全面フォローがあるが、慣れないツアコン(秘書)役を任命された孫娘の心には不安しかない。
しかし、いざ現地に到着してみれば……大英博物館、ロンドン塔、ハロッズにフォートナム&メイソン、ロンドン三越にオリエント急行、5つ星ホテルのおもてなし、そして憧れのアフタヌーンティー……初めての祖母とのふたり旅は、楽しみもトラブルも山盛りで毎日が刺激的だ。
果たして著者=《秘書孫》は、強くてキュートな《祖母姫》を満足させることができるのか? 頑固で優雅な祖母姫の名言続出!
底抜けにおもしろく、やがてホロリとする――著者がまだ「コムスメ」だった頃の、「自己肯定感」にまつわる極上エッセイ。
※この作品はカラーが含まれます。


コメント
祖母姫、ロンドンへ行く!
笑える珍道中。
読み始めは、『恐らく育ちの良いお婆ちゃんのわがまま放題の旅』といった印象が強かったが、読み進めていくうちに、夫を早くに亡くし、子育てをし、病を繰り返し、80歳になってようやく気ままに旅をすることができるようになったのだろうな、と感じた。
にしても、かなりマイペースで、作者の振り回されようが面白かった。
長年生きてきて、人生経験豊富なお婆ちゃんの重みのある言葉に作者の心が動かされるシーンもあり、面白いだけでなく、学びもある作品だった。
祖母姫、ロンドンへ行く!
飛行機はファーストクラス、滞在先は超豪華ホテル。
現地での移動手段は基本タクシー。
ホテルでのルームサービスはガンガン頼む。
そして、パッケージツアーのように観光を詰め込みすぎない、ゆとりのある日程。
至れり尽くせりの旅を満喫する「祖母姫」と、四六時中、祖母姫のことを考え、エスコートし、あれこれと悩む、でも時々「バッドガール」になって夜遊びしたいお年頃の「秘書孫」の珍道中。
作者(秘書孫)にとっては、豪華な旅を満喫する余裕も無く、ストレスと我慢の戦いでもあったのだろう。
ただし、旅行を通して祖母の高潔な生きざまに触れ、最高のおもてなしを学び、自分の卑屈さや自己肯定感の低さに気づきながら成長を遂げていく。
そして、着飾った老婦人(祖母姫)だけではなく、地味なスーツを着ている同伴者(秘書孫)を思いやる、キャビンアテンダントやホテルマン達の温かい心遣いに感動させられた。
皆様は、誰か大切な人を連れて旅してみたい場所はあるでしょうか?
私は、年老いた両親をコロナ後に中欧へ連れて行きたいと前から思っている。
これだけ豪華な旅を真似することは無いにせよ、誰かを旅に連れて行きたくなったら是非読むべき1冊なのかも知れない。
祖母姫、ロンドンへ行く!
親戚の支援によりファーストクラスの飛行機に五つ星ホテルという超豪華旅行だが、同居していない高齢者を旅行を連れていくのはさぞ大変だったことだろう。
まだ経験も浅い若い時ならば尚更。
しかし一流ホテルや飛行機のおもてなしは素晴らしく、お祖母様はチャーミング。
私も初めての海外旅行はロンドンだったので、行った場所が出てくると懐かしくなった。
お祖母様の格言も含めてエッセイとしてとても面白かった。
最後ドラマのようなことが起こるので、映像作品でも見てみたい。
祖母姫、ロンドンへ行く!
たまに涙がほろっと溢れてしまう。
素敵な本です。
祖母姫、ロンドンへ行く!
と同時にお祖母さんのわがままに振り回されるもその全てに応えていこうという孫(著者)とホテルスタッフや店員たちの姿勢に、ホスピタリティの一端を学べる良書だと思う。
祖母姫、ロンドンへ行く!
自己肯定感の話というテーマで、納得しきり。
祖母姫、ロンドンへ行く!
できないことを数え上げたり、時間をかければできるのにできないと早急に決めつけて手を出したりするのは、結局、お相手の誇りを傷つけることに繋がりますから」
このホテルのスタッフは、まったく英語が通じないとわかっていても、皆さん、祖母に用事があるときは、必ずちゃんと祖母に話しかけてくれました(通訳役の孫ではなく)。
「どうせわからないんだから」「どうせ伝わらないんだから」「どうせできないんだから」と、悪気がないとしても、つい誰かを蔑ろにしてしまうことがある自分を、このときのことを思い出すたび、大いに反省します。
祖母姫、ロンドンへ行く!
祖母姫、本当に誇り高き姫だった。
一緒に同行した筆者は大変だったと思うけど…自信とは何か、これまで生きてきた経験と培ってきたマインドを学べる部分がたくさんあった。
そして、ティム!
ティムの心遣いには泣かされる。
夢のような物語だった。
ホテルの方々含めて、一流の仕事とは、おもてなしとはこういうことなのかと教えてくれた。
たった1度きりかもしれないけど、こんな素敵な人たちとの出会いがある旅って最高だなと思う。
そしてロンドン豪華旅を疑似体験できて、読み終わったあとの充実感がすごい。
祖母姫、ロンドンへ行く!
祖母姫!
確かに姫でした。
作者とお祖母様のロンドン旅。
こんなに優雅に振る舞えるお祖母様は只者ではないですね。
ホテルのスタッフの献身ぶりも心躍る感じでした。
これは映画を見てるのかしら?と思わせるほどに。
祖母姫だけじゃなく、秘書と思われてるであろうバッドガールの叶わぬであろう思いも叶えてくれるし。
いい人ばかりが登場して、小説のようでした。
表紙のセツさんのスコーンも最高!
祖母姫、ロンドンへ行く!
レビューがとても高評価すぎて期待しすぎたせいか
なんだろう…素敵なんだけど…うーん…
でも、高評価なのもわかります
この作家の方の他の本を読んだことがないからかな
旅行記は好きなので一生泊まれないであろう高級ホテルの話や、ロンドンの話は、自分が行った記憶と照らし合わせて楽しめた
この後高齢の両親を連れて旅を計画するので参考になるところはたくさんあった
マンガだけど「ジジ連れ冥土のみやげ旅inパリ」の方が私には合ってるかも
祖母姫、ロンドンへ行く!
あたかも《祖母姫》と《秘書孫》の2人旅は、面白過ぎます。
頑固で我が儘、さらに厄介で面倒くさい最強の祖母と、心根は優しくも鬼の寝てる間に遊びに出ようと画策し、祖母にツッコミもかまそうとする孫娘の、笑って泣ける良質のエッセイです。
英国文化も散りばめ、飛行機のCA、ホテルのバトラー等多くの人に支えられ、トラブルを乗り越えながらの刺激的な旅の毎日です。
孫娘(著者)も旅を通して多くを経験し学びます。
なんだかんだ言いながらも、2人だけが知る大切な時間と記憶への、著者の愛情溢れる回想・想いが伝わる文章でした。
椹野道流さん本来のご専門が法医学というのは意外でしたが、小学館の文芸サイト「小説丸」に、昨年12月から『椹野道流の英国つれづれ』が連載(医学部時代に休学を決め、1年間の語学留学を振り返ったエッセイ)されているようです。
本書は、上記連載開始から遡ること半年、「ステキブンゲイ」でweb連載の『晴耕雨読に猫とめし』から、<自己肯定感の話>19話分の書籍化なのだそうです。
2人の絆・関係性・距離感もいいのですが、お祖母ちゃんがホント羨ましいです。
カバー装画は『90歳セツの新聞ちぎり絵』で話題の木村セツさんが担当し、いい味を出していますね。
本書にとても相応しく、絶妙なコラボと感じました。
祖母姫、ロンドンへ行く!
祖母姫も、往路のCAさんも、ドアマンもティムも、全ての人が暖かく誇り高くかっこいい。
ただ、152ページ『パンのあとにパンのようなものが来たと思ったけれど、ジャムとケーキを載せたら、あれはケーキのようなものよね』とあるけれど、「ジャムとクリームを載せたら」の間違いかな。
瑕瑾だけど。
祖母姫、ロンドンへ行く!
外国のセレブな旅ならではなのかな、バトラーがつくとか、ああだこうだ世話を焼いてくれるのは。
素晴らしいおもてなしと、おばあちゃんの素晴らしいお言葉。
どちらも一流ですね。
学びたい言葉がたくさん散りばめられた一冊でした。
祖母姫、ロンドンへ行く!
祖母姫!
確かに姫でした。
作者とお祖母様のロンドン旅。
こんなに優雅に振る舞えるお祖母様は只者ではないですね。
ホテルのスタッフの献身ぶりも心躍る感じでした。
これは映画を見てるのかしら?と思わせるほどに。
祖母姫だけじゃなく、秘書と思われてるであろうバッドガールの叶わぬであろう思いも叶えてくれるし。
いい人ばかりが登場して、小説のようでした。
表紙のセツさんのスコーンも最高!
祖母姫、ロンドンへ行く!
本屋入って手に取って買お!
そして速攻で電車に乗り読み始め、乗り過ごしそうになり
慌てて帰り
そのまま読み
終わった
って感じ
ばあちゃんがほんと姫でステキ
もちろんみんなステキだけれど
夢の国?
ひさびさに一気読みした本
祖母姫、ロンドンへ行く!
できないことを数え上げたり、時間をかければできるのにできないと早急に決めつけて手を出したりするのは、結局、お相手の誇りを傷つけることに繋がりますから」
このホテルのスタッフは、まったく英語が通じないとわかっていても、皆さん、祖母に用事があるときは、必ずちゃんと祖母に話しかけてくれました(通訳役の孫ではなく)。
「どうせわからないんだから」「どうせ伝わらないんだから」「どうせできないんだから」と、悪気がないとしても、つい誰かを蔑ろにしてしまうことがある自分を、このときのことを思い出すたび、大いに反省します。
祖母姫、ロンドンへ行く!
ロンドン祖母と孫の珍道中かと思いきや
歴史あるロンドンでの最高の高級旅。
しかもそれが似合う祖母姫様が素敵。
友達に旅を自慢したいなんてオチャメな一面もある祖母姫。
笑ったりホロッとしたりしながら読了。
そして何より祖母姫様の数々の愛ある名言!
しっかり覚えておきたいと思います。
祖母姫、ロンドンへ行く!
親戚の支援によりファーストクラスの飛行機に五つ星ホテルという超豪華旅行だが、同居していない高齢者を旅行を連れていくのはさぞ大変だったことだろう。
まだ経験も浅い若い時ならば尚更。
しかし一流ホテルや飛行機のおもてなしは素晴らしく、お祖母様はチャーミング。
私も初めての海外旅行はロンドンだったので、行った場所が出てくると懐かしくなった。
お祖母様の格言も含めてエッセイとしてとても面白かった。
最後ドラマのようなことが起こるので、映像作品でも見てみたい。
祖母姫、ロンドンへ行く!
と同時にお祖母さんのわがままに振り回されるもその全てに応えていこうという孫(著者)とホテルスタッフや店員たちの姿勢に、ホスピタリティの一端を学べる良書だと思う。
祖母姫、ロンドンへ行く!
おいしそうなスコーンが描かれた表紙に惹かれて購入。
最初、帯を読み、どれだけのわがままに振り回されるのかと思いきや、まあそれほどではなかったけど。
お決まりの大英博物館には目もくれず、自分の価値観で存分に旅を楽しまれているおばあちゃまの行動は微笑ましくもある。
(身内じゃないから気楽に言えるのですが)単なる旅日記に終始するのではなく、国や世代を超え、人が人を思う気持ちの温かさに心動かされる。
自己肯定感って、大事だな~と。
祖母姫、ロンドンへ行く!
飛行機はファーストクラス、滞在先は超豪華ホテル。
現地での移動手段は基本タクシー。
ホテルでのルームサービスはガンガン頼む。
そして、パッケージツアーのように観光を詰め込みすぎない、ゆとりのある日程。
至れり尽くせりの旅を満喫する「祖母姫」と、四六時中、祖母姫のことを考え、エスコートし、あれこれと悩む、でも時々「バッドガール」になって夜遊びしたいお年頃の「秘書孫」の珍道中。
作者(秘書孫)にとっては、豪華な旅を満喫する余裕も無く、ストレスと我慢の戦いでもあったのだろう。
ただし、旅行を通して祖母の高潔な生きざまに触れ、最高のおもてなしを学び、自分の卑屈さや自己肯定感の低さに気づきながら成長を遂げていく。
そして、着飾った老婦人(祖母姫)だけではなく、地味なスーツを着ている同伴者(秘書孫)を思いやる、キャビンアテンダントやホテルマン達の温かい心遣いに感動させられた。
皆様は、誰か大切な人を連れて旅してみたい場所はあるでしょうか?
私は、年老いた両親をコロナ後に中欧へ連れて行きたいと前から思っている。
これだけ豪華な旅を真似することは無いにせよ、誰かを旅に連れて行きたくなったら是非読むべき1冊なのかも知れない。
祖母姫、ロンドンへ行く!
買うなら、いつでもどこでも読めるように電子書籍にすべきか、手元に形が残る紙の本にすべきか…うーん、悩ましい。
あまりに素敵なお話だったので、途中、「ノンフィクションだったはずだけど?あれ?フィクション?」と書籍概要を確認してしまいました。
残りのページが少なくなってるにつれ、読み終えてしまうのが寂しくて…一緒に旅をしてその旅が終わってしまうのが物悲しいというそんな気持ちになりました。
祖母姫、ロンドンへ行く!
笑える珍道中。
読み始めは、『恐らく育ちの良いお婆ちゃんのわがまま放題の旅』といった印象が強かったが、読み進めていくうちに、夫を早くに亡くし、子育てをし、病を繰り返し、80歳になってようやく気ままに旅をすることができるようになったのだろうな、と感じた。
にしても、かなりマイペースで、作者の振り回されようが面白かった。
長年生きてきて、人生経験豊富なお婆ちゃんの重みのある言葉に作者の心が動かされるシーンもあり、面白いだけでなく、学びもある作品だった。
祖母姫、ロンドンへ行く!
祖母が「1度でいいからロンドンに行ってみたい、お姫様のような旅をしたい」と告げたことから、
一家総出で支援する五泊七日の豪華イギリス旅行が決まった!
旅のお供をするのは英語ペラペラな孫娘(著者)。
自己肯定感トップ高の優雅で頑固な祖母との旅行記。
1ページ目から面白い!
ハードモードな小説を攻め続けたので休憩にと選んだ1冊。
旅行記は初めて読みます。
癒しの旅行記、兼、若干の自己啓発も含まれていて、
一石二鳥のような本。
舞台はイギリス、本当に皆さんこんなに紳士なの!
と驚かされます。
。
。
第7章。
祖母姫、平安女子を語る がとても素敵なお話♪
某美術館でルール違反中の男の子に
”Be a little gentleman!
”「小さな紳士であれ」と女性が一言。
お子様にも紳士という概念があるのか。
脱帽です。
では日本では?との孫娘の問に祖母姫は
男の子には「小さな武士であれ」
女の子には「小さな清少納言であれ」かしら。
素敵なユーモア。
なぜ清少納言なのか、是非本書で理由を知って欲しい♪
そして沢山の人達に支えられ無事に旅が終わるのでした。
そんな祖母姫も晩年は認知症で、
怒りと混乱と悲しみの日々だったようです。
こうやって孫娘が思い出を本として綴ってくれること、
祖母姫にとっては1番の名誉なのではないでしょうか。
素敵な本を読ませてもらいました。
祖母姫、ロンドンへ行く!
ホテルのバトラー、ドアマンのおもてなし、気遣いにはとても感動するとともに、自分も普段からもっと気遣いができる人間になりたいと思った。
また、ロンドンを発つ直前にお祖母さんが仰った謙虚とはまさにそのとおりであると感じ、卑下している自分が恥ずかしくなった。
祖母姫、ロンドンへ行く!
このエッセイの中で、筆者はお祖母様のことをそう呼ぶ。
キャラクターっぽいせいか、物語の中に入り込むような気持ちになった。
祖母姫の繰り出す要望に振り回される筆者は、ホテルの従業員や機内アテンダントたちのホスピタリティに助けられる。
目の前にいる人が自分でできることは何か。
手が必要なのか、待つことで解決するのか、を見極めることは、どんな関係性にも当てはまるなあ、と自分を振り返り反省。
とは言え、かしこまり!
と要望を次々に叶えていく姿よりも、「なんでそんなこと言うねん!
」という軽やかな関西弁ツッコミのほうが多いのは、忘れてはならない魅力。
この作家さんが書く関西弁めっちゃ好きやわ。
祖母姫、ロンドンへ行く!
学ぶこともたくさんあるし、年を重ねてなおエレガンスを保てることの尊さに感服。
あと特筆すべきはバトラーティムのかっこよさ。
祖母姫、ロンドンへ行く!
ファーストクラスの飛行機に、一流ホテル(おそらくリッツ)のジュニアスイート、オリエント急行でのディナーと、さぞセレブな旅物語かと思いきや、さにあらず。
完全にやんごとなき方になりきっている祖母の望みをかなえるべく、ホテルのスタッフのサポートを受けながら東奔西走する孫娘の様子が面白くて、面白くて。
そして、祖母のエレガントさや時折見せる鋭い含蓄、一流ホテルのスタッフのホスピタリティには唸らされた。
一流とは何か、を教えてくれる一冊だった。
祖母姫、ロンドンへ行く!
ネット上で元のお話を読んではいましたが書籍版、加筆されていて面白かったです。
読んでいると、ふと自分の亡くなった祖母のことを思い出して、うちのおばあちゃんもこんなところあった、同じ状況だったらどうだろう?と自分自身の思い出ともまた向き合うことができました。
ありがとうございます!
祖母姫、ロンドンへ行く!
CAさんやホテルのホスピタリティは見習わないといけないと反省しました。
お祖母様の心意気も大変ためになります。
自信は作るものですよね…精進します。
祖母姫、ロンドンへ行く!
カッコいい!
誇り高き姫君で女王様です。
そしてお付きの孫兼「秘書」も、とてもとても頑張って、その頑張り具合をサポートするホテルの人たちがとても素晴らしい。
ティム、ステキ!
惚れる!
バトラーとしても、人間としてもとても出来た人です。
ホテルの人たちが、ゲストをもてなす姿勢がなんともプロで、それを飛び越えるほどの親身さに読んでてとても気持ちが良かったです。
バッドガール「秘書」の最後の冒険など……ドラマですか!
なんですかこの展開は!
いやあ、もう、色々とドラマチックで、読んでてドキドキしました。
その他高齢者との接し方、なるほど……と思わせるところが随所にあって……私も覚えておきたい、としみじみ思いました。
スカッとした読後感で、楽しかったです。
祖母姫、ロンドンへ行く!
とはいえ、こんなリッチな旅行は後にも先にも出来ないので、バーチャルな贅沢気分の旅を体験させてもらいました(笑)
若い時にはわからなかった感情が随所にちりばめられていて、うんうん分かる~と頷きながら。
リアルタイムのエッセイではない楽しさ、いつになっても色あせない長く読まれる本でありますよーに。
祖母姫、ロンドンへ行く!
80歳を超えた祖母と孫娘(著者)の、ロンドン旅行の話。
「一度でいいから、お姫様のような旅行をしてみたい」という祖母の一言から、
一族総出で5泊7日の旅支度を整えていざロンドンへ!
私、ほとんど一人旅だったしこんな周りに暖かい目があるような旅なんてしたことないから、
いちいち新鮮だったし、
ずーーーっと温かい気持ちで読めた!
あああ素敵!
何が素敵って、おばあちゃんの品の良さよ!
(わがままだけどな!
ww)
人生の先輩としての祖母の一言一言に
とんでもなく沢山の含蓄・哲学が含まれてるし
何より、ホテルの従業員の皆さんのおもてなし精神が本当に素晴らしい。
スイートルームに泊まってりゃぁ、当たり前!
という見方をしたくもなったけど
なんか、そういうのじゃないんだよなぁ。
ほっこり癒されまくった。
この本はずっと手元に置いておきたい。
祖母姫、ロンドンへ行く!
レビューがとても高評価すぎて期待しすぎたせいか
なんだろう…素敵なんだけど…うーん…
でも、高評価なのもわかります
この作家の方の他の本を読んだことがないからかな
旅行記は好きなので一生泊まれないであろう高級ホテルの話や、ロンドンの話は、自分が行った記憶と照らし合わせて楽しめた
この後高齢の両親を連れて旅を計画するので参考になるところはたくさんあった
マンガだけど「ジジ連れ冥土のみやげ旅inパリ」の方が私には合ってるかも
祖母姫、ロンドンへ行く!
連載ではちょっとだけしか触れられなかった「バッド・ガール」編が大幅に追加されている。
連載中から「この『五つ星ホテル』はたぶんここだな」とホテルのサイトを見たり、「クラウン・ジュエルズ」のドキュメンタリーを見たりして楽しんでいた。
追加のバッド・ガール編には感動。
ホスピタリティってこういうことなんだな。
最終章のお祖母様の「卑下と謙虚の違い」はまさに金言。
若い頃に知りたかったな。
さて、おいしいスコーンと紅茶を用意して再読しましょうか。
(職業柄、連載中に「ん?」と思った箇所が直されたり補われたりしていて、書籍化ってこういうことなんだな、感心した)
祖母姫、ロンドンへ行く!
たまに涙がほろっと溢れてしまう。
素敵な本です。
祖母姫、ロンドンへ行く!
2 祖母姫、ヒースローで怒る!
3 祖母姫、イギリスと会う
4 秘書係、バッド・ガールになる
5 祖母姫、ロンドン塔で大ハッスル!
6 祖母姫、ハロッズで囲まれる
7 祖母姫、平安女子を語る
8 バトラー、祖母姫をもてなす
9 祖母姫、列車で貴婦人に!
10 祖母姫、秘書係を諭す
11 祖母姫、お茶の時間を欲す
12 祖母姫、お寿司に浮気?
13 祖母姫、アフタヌーンティーに出陣する
14 祖母姫、スコーンと格闘する
15 秘書係、再びのバッド?ガールに……?
16 ”T”とその仲間
17 バッド・ガール、南に進路をとる
18 バッド・ガール、月に誓う
19 祖母姫、最後のランチ計画
20 秘書係、寿司クエスト
21 バトラー、寿司ランチに招かれる
22 祖母姫、ホテルを発つ
23 秘書係、旅のおわりに
祖母姫、ロンドンへ行く!
まさしく祖母姫、もしくは女王のかんろく。
縁のないような高級ホテルでの滞在や買い物、様々な出来事に祖母ならではのこだわりに驚かされる。
実際どれぐらいの費用がかかったのか庶民として気になった。
祖母姫、ロンドンへ行く!
期待通りの内容だった。
祖母姫がキュートで、芯が通っていて、やたらポジティブで最高だった。
バトラーのティムを始め、なんてステキなホテルの方達なんだろうと感動してしまった。
気遣いが素晴らしく、一つ一つの言葉や行動に驚かされ納得してしまう。
ロンドン最後の昼食ティムにお寿司を食べさせてあげたいなんてもーステキすぎる!
感動する要素もあり、やたら大きいスコーンの話などクスッと笑ってしまう場面もあり、ロンドンに行ってみたくなった!
祖母姫、ロンドンへ行く!
一生に一度、ロンドンへお姫様みたいな旅をしてみたい、という一言で本当にファーストクラスから一流ホテルまでセッティングされてしまう著者のご家庭、一体どんなお家柄なの……!
といきなり驚きつつ、祖母との二人旅を不安に思う彼女に懇切丁寧にお年寄りへのサポート方法をレッスンしてくださったというファーストクラスのCAさんのあまりのホスピタリティに、人をもてなすってすごいことなんだなあと改めていきなりこちらも語彙を失ってしまいました。
そして一流ホテルのバトラーティム!
日々の細やかなおもてなしはもとより、バトラーとしての職分をかなり踏み越えてまでバッド・ガールな秘書(実は孫)にかけがえのない時間をセッティングしてくれたエピソードは、え、これフィクションじゃいの!
と思ってしまうほどにドラマチックでした。
ドアマンさんもとっても素敵。
何より、本当にお祖母様が素敵すぎて。
凛とした自信に満ちた姿は彼女が積み重ねてきた人生そのもので、でも何より心に残ったのは「謙虚と卑下は違うものなの」という言葉でした。
どうしても上手くいかないことが多い人生、ついつい後ろ向きなことや自信のなさを言葉にしてしまいがちですが、自分にできること、頑張っていること、積み重ねてきたこと。
そういうものを自分なりにきちんと認めて、背筋を伸ばし、前を向いていかなきゃな、というかそうしていいんだ、と背中を押してもらえるような本当に素敵なエッセイでした。
祖母姫、ロンドンへ行く!
椹野先生の作品を購入するのは、ちびすけさんの本に続き2冊目です。
おばあさまとの旅に、ご一緒させていただいているキブンで、一気に最後まで読むことができました。
若き椹野先生が感じた気持ちもとてもフレッシュで、まわりに居る人が差し出すアシストに心が和みました。
美しい装丁の書籍、感想を書いていたら、また最初から読みたくなってしまいました。
祖母姫、ロンドンへ行く!
椹野道流さんのおばあさまの「一度でいいからロンドンに行きたい、お姫様のような旅をしたい」という一言で周りがわらわらと動き出す。
できる限りの贅沢をさせてあげたい。
「お姫様旅行」に同行するのは孫の椹野道流さん。
留学中は贅沢もできず低コストの生活。
果たして、祖母姫を満足させることができるのか。
旅行記が好きで何冊も読んでいる。
バックパック1つでお金をかけずに海外を旅するエッセイ本も好き。
祖母姫と椹野道流さんのイギリス旅行は豪華でうっとりしてしまう。
ドアマンの紳士な振る舞い。
バトラー・ティムの超一流なおもてなし。
ニヤニヤしたり、ホロっときたり。
幸せな祖母姫。
素敵な思い出があるというのはいいな。
歳を重ね辛いことがあっても乗り越えられる。
そうあって欲しい。
椹野道流さんの旅行記を拝読して思ったこと。
祖母姫、ロンドンへ行く!
ファーストクラスのCAさんもデパートの従業員さんも皆んな一流のサービスマン!
お客様の嬉しい顔が見たいって気持ちが、仕事に現れてて、すごくよかった。
この旅行でのおばあさんの事より、サービスマンが印象的な本でした。
祖母姫、ロンドンへ行く!
・・・くらいに思って読み始めたら、なんとも想像以上のことが起きていた。
ファーストクラスの航空機、超一流ホテルにバトラーが専属でついていて、イギリス紳士らしい気の回し方で、祖母を貴婦人のように扱ってくれるという、まさに「姫」旅行なのだ。
孫は祖母の体力気力に気を使い、キャビンアテンダントから老人の誇りを傷つけずに取り扱う方法を学び、バトラーたちには、「孫と祖母」ではなく「貴婦人とその秘書」という位置関係を見抜かれて、ともに共闘を張ってくれる仲間となるのだ。
彼らの気遣いが本当に素晴らしく、また若い孫が一生懸命祖母の希望に沿うために尽くそうとする姿も、なかなか感動的。
良いお育ちの祖母姫が孫に、良いものを見極める力がないうちは、言うことを聞いてもらっておきなさい、と渡されたカメオのブローチを、彼女は持ち続けるが、それを身につけたことは、やはりなかった。
しかし、ブローチを持っていることで祖母とのつながりをいつでも感じ、思い出すことができ、その思い出がこうして物語として実を結んだのだから、宝物であったことに違いはない。
最後まで、祖母の写真を載せなかったところも、見事というほかない。
下世話な自分は見たくてたまらなかったけれど。
祖母姫、ロンドンへ行く!
2人のゴージャスだけどテンポの違うあたふたぶりが孫目線で繰り広げられる旅の様子に泣き笑い。
作者が、歳を重ねた今だからわかる、おばあちゃまのメッセージが愛おしい。
バトラーの存在が物語の大切な肝だし、言葉や、感情を交わせるってほんとに大事なことなのは、何も外国に限った事はではないけれど。
ちょっとだけイギリスに行ってみたくなった。
祖母姫、ロンドンへ行く!
飛行機はファーストクラス、ホテルはロンドンの五つ星、と贅沢の極みで体験した究極のホスピタリティが特に印象に残る。
老齢で思うように動かない体でありながらも背筋を伸ばし誇りと矜持を持ってロンドンで貴族の姫のように振る舞う(お供は孫である著者でその苦労は偲ばれる)お祖母さんの様子もときに可愛らしくときに金言を発したりとほんの一週間ほどの旅の密度は驚くほど濃い。
こんな旅、望んでできるものではないしお金を出せばできるというものでもないと思う。
それを追体験できて、読後とてもさわやかな気持ちになれる本。
祖母姫、ロンドンへ行く!
自身の祖母との旅が重なって、後悔と感謝と愛しさでいっぱいになる。
作者さん、よく書いたな。
書いてくれて、本当にありがとう。
祖母姫、ロンドンへ行く!
頭の中で映像でも見ているかのよう。
電車の中で思わず笑ってしまい、変な人…
祖母は物心ついた時にはいなかったため、祖母へではなく、祖母姫に差し掛かっている母に対して今後こう接してあげられるといいなと思いながらも読んでいた。
自己肯定感の低い私には、祖母姫のお言葉刺さりました~。
それにしても写真も遺品整理で無くなってしまうのかとびっくり。
無駄な物がない綺麗なお家なんだろうなぁ。
祖母姫、ロンドンへ行く!
楽をせず、努力をしなさい。
いつも、その時の最高の自分で、他人様のお相手をしなさいよ。
刺さる言葉の数々と
キラキラしたロンドンの珍道中。
ホスピタリティの真髄を垣間見る。
素敵!
祖母姫、ロンドンへ行く!
このエッセイも、その優しさが溢れんばかりでとてもよかった。
亡くなった自分の祖母との会話など思い出した。
それはそうと、ティムはオトコマエ(中身)すぎやないか!
そんな優しさ見せられたら絶対惚れる自信がある。
そんな素敵な出会いのある旅をしてみたいと心から思った。
祖母姫、ロンドンへ行く!
「イギリスに行きお姫様のような旅をしたい」という祖母と、孫娘が2人きりでロンドン旅行へ!
凸凹血縁コンビが過ごした宝石のような日々を描くエッセイ。
初読みの作家さん。
ファーストクラスで行くお姫様な旅行!
(おそらく)とても高級なホテルに泊まり、英国随一のデパート・ハロッズでお買い物したり、オリエント急行でディナーを楽しんだり。
読んでて楽しかった。
“「風格があるから、宮様が来たんじゃないかとか思ってなかった? 驚かせてしまったんじゃないかと思って心配していたの」”
おばあちゃん!
もとい祖母姫さま!
ホテルに着いての心配事がこれとは…!
いろいろ名言が出てくるんだけど、努力に裏打ちされた自信と自己肯定感の高さだから説得力があるんだよね。
ホテルのホスピタリティがすごすぎる。
滞在中、二人のバトラーとなったティムとのやり取りが最高!
“さっきまですぐ近くにいた人たちが、ロンドンに来てから毎日会っていた人たちが、おそらくはもう二度と会えない存在になってしまう。
ホテルに泊まって、そんな寂しさを感じたのは初めての経験でした。
”
そんなふうに思えるなんて素敵だよね。
祖母姫、ロンドンへ行く!
軽い気持ちで手に取ったけど、予想を軽く越える濃厚な読書体験。
挿画はインスタグラムをフォローさせて頂いている「木村セツ」さんだし、装丁も可愛い。
旅行記の様相を呈しながら、人生におけるバイブルにもなり得るお婆ちゃんの大事な教え・金言がたくさんつまってる。
丸ごと大好きで、定期的に読み返したい大切な一冊になりました。
「祖母と孫の英国珍道中」。
イギリス留学経験があり、お世話係(秘書)として側に寄り添う著者の奮闘と心の突っ込みが楽しい。
「あれがしたい」「これがしたい」「ナニが食べたい」。
欲に忠実で妥協をしないお祖母ちゃんがアッパレ!
これに付き合うのは本当に骨が折れると思う。
自信にあふれ、皆が自分の存在に一目置いていると信じブレない姿はまるで『姫』。
困ったワガママなお婆ちゃんかと思いきや、旅のなかで口にする言葉やその振る舞いには頻繁にハッとさせられる。
活力に溢れてて、凛としてて、読み進めるにつれ「何て素敵なお婆ちゃんなの~」となる。
そして二人の旅に、もはや欠けては語れないホテルルームのバトラー・ティム。
なんて…なんっって素敵なバトラーさんなんだろう。
選ぶ言葉や振る舞いのスマートさ、ユーモア、気遣い、お人柄、全てにおいて最高!
ティムと老婦人・孫娘とのやりとりは“スタッフ”と“ゲスト”という垣根を飛び越えて「絆」を感じさせる。
最高のホスピタリティに痺れます。
かつての祖母との思い出に想いを馳せる著者の心情の吐露にしんみり。
大切な思い出を共有して頂けたことに感謝。
感動で胸がいっぱいになりました。
抜粋したい言葉がたくさん!
二人の旅模様、自身の感情とともにその言葉を感じてほしい。
お薦めの一冊です。
祖母姫、ロンドンへ行く!
ティムと夜の散歩をするシーンが好き。
また母と海外旅行に行きたくなった。
祖母姫、ロンドンへ行く!
おばあちゃんと孫娘の可愛い旅日記以上に、ホスピタリティー・大切な人と大切な時間を過ごす貴重さ・自分を磨くことについて、作者と祖母姫から色々なことを学んだ。
素敵な大人になりたいなと気が引き締まると同時に、祖父母との時間を、今まで以上に大切にしなければと思った。
ハードカバーで購入して良かった!
祖母姫、ロンドンへ行く!
ファーストクラスで、祖母とロンドンお大名旅行をした記録。
金に糸目をつけないわがままな祖母のお世話に振り回されて、夜はバッドガールとなり夜遊びをした著者。
文体がおちゃらけすぎて好きではなかったが、エピソードそのものは面白かった。
ロンドン三越やそごうなど、当時は日本人もお金持ちだったのだな。
祖母姫、ロンドンへ行く!
若いからできたこと、今だからわかること、もういない人を優しく思い出す文章に心弾みながらもじんわり涙も浮かんでくるようないい時間でした。
それにしても携帯がない、海外が本当に遠かったあの時代、あの祖母君のツアコンをするのは想像以上に大変だったろうな~!
祖母姫、ロンドンへ行く!
祖母姫、本当に誇り高き姫だった。
一緒に同行した筆者は大変だったと思うけど…自信とは何か、これまで生きてきた経験と培ってきたマインドを学べる部分がたくさんあった。
そして、ティム!
ティムの心遣いには泣かされる。
夢のような物語だった。
ホテルの方々含めて、一流の仕事とは、おもてなしとはこういうことなのかと教えてくれた。
たった1度きりかもしれないけど、こんな素敵な人たちとの出会いがある旅って最高だなと思う。
そしてロンドン豪華旅を疑似体験できて、読み終わったあとの充実感がすごい。
祖母姫、ロンドンへ行く!
わがままな祖母の願いを叶えるべく奮闘する孫が、面白おかしくその顛末を記したエッセイ。
タイトルに祖母姫とあるように、まるでお姫様の様な扱いでロンドンを堪能する祖母。
フライトはファーストクラスで、宿泊は高級ホテル。
そこで出会うサービスマンたち(キャビンアテンダントやバトラー)の一流のサービスを目の当たりにし、そのホスピタリティーに感動する孫。
著者はそこから多くの学びを得、また祖母からも大切なことを教えてもらった。
物語の後半は、まるで映画のような話で実話なのかと疑ってしまうほど。
相手のことを本当に慮って、手助けしようとする彼らの姿勢は称賛に値する。
ユーモラスな語り口ではあるが、生きていく上で大切なヒントが散りばめられており、是非映画化してほしいと思った。
祖母姫、ロンドンへ行く!
椹野さんのツッコミに泣き笑い、バトラーティムをはじめ、旅で出会った人々の心遣いに大変心を揺さぶられるものがあり、そしてこれから歳を重ねていく自分が楽しみになる大好きな一冊となりました。
(特にオススメなのはアフタヌーンティーの場面)
祖母姫、ロンドンへ行く!
自己肯定感の話というテーマで、納得しきり。
祖母姫、ロンドンへ行く!
こんなしっかりした、美意識の高いおばあちゃん素敵すぎる!
でも、一緒に旅行は本当に大変だったと思います。
秘書孫に、正論をしっかり送り、カメオのブローチを送り、本当に必要な事は何かを伝えてくれた祖母姫
さらに、一流とは、、いや一流を超えていると思う数々のホテルスタッフの応対
個々の感受性が高く、チームワークも正確
こんな素晴らしいスタッフが集まるホテルに是非行ってみたい、体験してみたいと思いました
祖母姫、ロンドンへ行く!
祖母姫、本当に誇り高き姫だった。
一緒に同行した筆者は大変だったと思うけど…自信とは何か、これまで生きてきた経験と培ってきたマインドを学べる部分がたくさんあった。
そして、ティム!
ティムの心遣いには泣かされる。
夢のような物語だった。
ホテルの方々含めて、一流の仕事とは、おもてなしとはこういうことなのかと教えてくれた。
たった1度きりかもしれないけど、こんな素敵な人たちとの出会いがある旅って最高だなと思う。
そしてロンドン豪華旅を疑似体験できて、読み終わったあとの充実感がすごい。
祖母姫、ロンドンへ行く!
頭の中で映像でも見ているかのよう。
電車の中で思わず笑ってしまい、変な人…
祖母は物心ついた時にはいなかったため、祖母へではなく、祖母姫に差し掛かっている母に対して今後こう接してあげられるといいなと思いながらも読んでいた。
自己肯定感の低い私には、祖母姫のお言葉刺さりました~。
それにしても写真も遺品整理で無くなってしまうのかとびっくり。
無駄な物がない綺麗なお家なんだろうなぁ。
祖母姫、ロンドンへ行く!
このエッセイも、その優しさが溢れんばかりでとてもよかった。
亡くなった自分の祖母との会話など思い出した。
それはそうと、ティムはオトコマエ(中身)すぎやないか!
そんな優しさ見せられたら絶対惚れる自信がある。
そんな素敵な出会いのある旅をしてみたいと心から思った。
祖母姫、ロンドンへ行く!
たまに涙がほろっと溢れてしまう。
素敵な本です。
祖母姫、ロンドンへ行く!
本屋入って手に取って買お!
そして速攻で電車に乗り読み始め、乗り過ごしそうになり
慌てて帰り
そのまま読み
終わった
って感じ
ばあちゃんがほんと姫でステキ
もちろんみんなステキだけれど
夢の国?
ひさびさに一気読みした本
祖母姫、ロンドンへ行く!
外国のセレブな旅ならではなのかな、バトラーがつくとか、ああだこうだ世話を焼いてくれるのは。
素晴らしいおもてなしと、おばあちゃんの素晴らしいお言葉。
どちらも一流ですね。
学びたい言葉がたくさん散りばめられた一冊でした。
祖母姫、ロンドンへ行く!
とはいえ、こんなリッチな旅行は後にも先にも出来ないので、バーチャルな贅沢気分の旅を体験させてもらいました(笑)
若い時にはわからなかった感情が随所にちりばめられていて、うんうん分かる~と頷きながら。
リアルタイムのエッセイではない楽しさ、いつになっても色あせない長く読まれる本でありますよーに。
祖母姫、ロンドンへ行く!
笑える珍道中。
読み始めは、『恐らく育ちの良いお婆ちゃんのわがまま放題の旅』といった印象が強かったが、読み進めていくうちに、夫を早くに亡くし、子育てをし、病を繰り返し、80歳になってようやく気ままに旅をすることができるようになったのだろうな、と感じた。
にしても、かなりマイペースで、作者の振り回されようが面白かった。
長年生きてきて、人生経験豊富なお婆ちゃんの重みのある言葉に作者の心が動かされるシーンもあり、面白いだけでなく、学びもある作品だった。
祖母姫、ロンドンへ行く!
祖母姫も、往路のCAさんも、ドアマンもティムも、全ての人が暖かく誇り高くかっこいい。
ただ、152ページ『パンのあとにパンのようなものが来たと思ったけれど、ジャムとケーキを載せたら、あれはケーキのようなものよね』とあるけれど、「ジャムとクリームを載せたら」の間違いかな。
瑕瑾だけど。
祖母姫、ロンドンへ行く!
と同時にお祖母さんのわがままに振り回されるもその全てに応えていこうという孫(著者)とホテルスタッフや店員たちの姿勢に、ホスピタリティの一端を学べる良書だと思う。
祖母姫、ロンドンへ行く!
学ぶこともたくさんあるし、年を重ねてなおエレガンスを保てることの尊さに感服。
あと特筆すべきはバトラーティムのかっこよさ。
祖母姫、ロンドンへ行く!
ファーストクラスのCAさんもデパートの従業員さんも皆んな一流のサービスマン!
お客様の嬉しい顔が見たいって気持ちが、仕事に現れてて、すごくよかった。
この旅行でのおばあさんの事より、サービスマンが印象的な本でした。
祖母姫、ロンドンへ行く!
自己肯定感の話というテーマで、納得しきり。
祖母姫、ロンドンへ行く!
「イギリスに行きお姫様のような旅をしたい」という祖母と、孫娘が2人きりでロンドン旅行へ!
凸凹血縁コンビが過ごした宝石のような日々を描くエッセイ。
初読みの作家さん。
ファーストクラスで行くお姫様な旅行!
(おそらく)とても高級なホテルに泊まり、英国随一のデパート・ハロッズでお買い物したり、オリエント急行でディナーを楽しんだり。
読んでて楽しかった。
“「風格があるから、宮様が来たんじゃないかとか思ってなかった? 驚かせてしまったんじゃないかと思って心配していたの」”
おばあちゃん!
もとい祖母姫さま!
ホテルに着いての心配事がこれとは…!
いろいろ名言が出てくるんだけど、努力に裏打ちされた自信と自己肯定感の高さだから説得力があるんだよね。
ホテルのホスピタリティがすごすぎる。
滞在中、二人のバトラーとなったティムとのやり取りが最高!
“さっきまですぐ近くにいた人たちが、ロンドンに来てから毎日会っていた人たちが、おそらくはもう二度と会えない存在になってしまう。
ホテルに泊まって、そんな寂しさを感じたのは初めての経験でした。
”
そんなふうに思えるなんて素敵だよね。
祖母姫、ロンドンへ行く!
期待通りの内容だった。
祖母姫がキュートで、芯が通っていて、やたらポジティブで最高だった。
バトラーのティムを始め、なんてステキなホテルの方達なんだろうと感動してしまった。
気遣いが素晴らしく、一つ一つの言葉や行動に驚かされ納得してしまう。
ロンドン最後の昼食ティムにお寿司を食べさせてあげたいなんてもーステキすぎる!
感動する要素もあり、やたら大きいスコーンの話などクスッと笑ってしまう場面もあり、ロンドンに行ってみたくなった!
祖母姫、ロンドンへ行く!
ホテルのバトラー、ドアマンのおもてなし、気遣いにはとても感動するとともに、自分も普段からもっと気遣いができる人間になりたいと思った。
また、ロンドンを発つ直前にお祖母さんが仰った謙虚とはまさにそのとおりであると感じ、卑下している自分が恥ずかしくなった。
祖母姫、ロンドンへ行く!
楽をせず、努力をしなさい。
いつも、その時の最高の自分で、他人様のお相手をしなさいよ。
刺さる言葉の数々と
キラキラしたロンドンの珍道中。
ホスピタリティの真髄を垣間見る。
素敵!
祖母姫、ロンドンへ行く!
わがままな祖母の願いを叶えるべく奮闘する孫が、面白おかしくその顛末を記したエッセイ。
タイトルに祖母姫とあるように、まるでお姫様の様な扱いでロンドンを堪能する祖母。
フライトはファーストクラスで、宿泊は高級ホテル。
そこで出会うサービスマンたち(キャビンアテンダントやバトラー)の一流のサービスを目の当たりにし、そのホスピタリティーに感動する孫。
著者はそこから多くの学びを得、また祖母からも大切なことを教えてもらった。
物語の後半は、まるで映画のような話で実話なのかと疑ってしまうほど。
相手のことを本当に慮って、手助けしようとする彼らの姿勢は称賛に値する。
ユーモラスな語り口ではあるが、生きていく上で大切なヒントが散りばめられており、是非映画化してほしいと思った。
祖母姫、ロンドンへ行く!
祖母姫!
確かに姫でした。
作者とお祖母様のロンドン旅。
こんなに優雅に振る舞えるお祖母様は只者ではないですね。
ホテルのスタッフの献身ぶりも心躍る感じでした。
これは映画を見てるのかしら?と思わせるほどに。
祖母姫だけじゃなく、秘書と思われてるであろうバッドガールの叶わぬであろう思いも叶えてくれるし。
いい人ばかりが登場して、小説のようでした。
表紙のセツさんのスコーンも最高!
祖母姫、ロンドンへ行く!
カッコいい!
誇り高き姫君で女王様です。
そしてお付きの孫兼「秘書」も、とてもとても頑張って、その頑張り具合をサポートするホテルの人たちがとても素晴らしい。
ティム、ステキ!
惚れる!
バトラーとしても、人間としてもとても出来た人です。
ホテルの人たちが、ゲストをもてなす姿勢がなんともプロで、それを飛び越えるほどの親身さに読んでてとても気持ちが良かったです。
バッドガール「秘書」の最後の冒険など……ドラマですか!
なんですかこの展開は!
いやあ、もう、色々とドラマチックで、読んでてドキドキしました。
その他高齢者との接し方、なるほど……と思わせるところが随所にあって……私も覚えておきたい、としみじみ思いました。
スカッとした読後感で、楽しかったです。
祖母姫、ロンドンへ行く!
まさしく祖母姫、もしくは女王のかんろく。
縁のないような高級ホテルでの滞在や買い物、様々な出来事に祖母ならではのこだわりに驚かされる。
実際どれぐらいの費用がかかったのか庶民として気になった。
祖母姫、ロンドンへ行く!
飛行機はファーストクラス、ホテルはロンドンの五つ星、と贅沢の極みで体験した究極のホスピタリティが特に印象に残る。
老齢で思うように動かない体でありながらも背筋を伸ばし誇りと矜持を持ってロンドンで貴族の姫のように振る舞う(お供は孫である著者でその苦労は偲ばれる)お祖母さんの様子もときに可愛らしくときに金言を発したりとほんの一週間ほどの旅の密度は驚くほど濃い。
こんな旅、望んでできるものではないしお金を出せばできるというものでもないと思う。
それを追体験できて、読後とてもさわやかな気持ちになれる本。
祖母姫、ロンドンへ行く!
・・・くらいに思って読み始めたら、なんとも想像以上のことが起きていた。
ファーストクラスの航空機、超一流ホテルにバトラーが専属でついていて、イギリス紳士らしい気の回し方で、祖母を貴婦人のように扱ってくれるという、まさに「姫」旅行なのだ。
孫は祖母の体力気力に気を使い、キャビンアテンダントから老人の誇りを傷つけずに取り扱う方法を学び、バトラーたちには、「孫と祖母」ではなく「貴婦人とその秘書」という位置関係を見抜かれて、ともに共闘を張ってくれる仲間となるのだ。
彼らの気遣いが本当に素晴らしく、また若い孫が一生懸命祖母の希望に沿うために尽くそうとする姿も、なかなか感動的。
良いお育ちの祖母姫が孫に、良いものを見極める力がないうちは、言うことを聞いてもらっておきなさい、と渡されたカメオのブローチを、彼女は持ち続けるが、それを身につけたことは、やはりなかった。
しかし、ブローチを持っていることで祖母とのつながりをいつでも感じ、思い出すことができ、その思い出がこうして物語として実を結んだのだから、宝物であったことに違いはない。
最後まで、祖母の写真を載せなかったところも、見事というほかない。
下世話な自分は見たくてたまらなかったけれど。
祖母姫、ロンドンへ行く!
こんなしっかりした、美意識の高いおばあちゃん素敵すぎる!
でも、一緒に旅行は本当に大変だったと思います。
秘書孫に、正論をしっかり送り、カメオのブローチを送り、本当に必要な事は何かを伝えてくれた祖母姫
さらに、一流とは、、いや一流を超えていると思う数々のホテルスタッフの応対
個々の感受性が高く、チームワークも正確
こんな素晴らしいスタッフが集まるホテルに是非行ってみたい、体験してみたいと思いました
祖母姫、ロンドンへ行く!
軽い気持ちで手に取ったけど、予想を軽く越える濃厚な読書体験。
挿画はインスタグラムをフォローさせて頂いている「木村セツ」さんだし、装丁も可愛い。
旅行記の様相を呈しながら、人生におけるバイブルにもなり得るお婆ちゃんの大事な教え・金言がたくさんつまってる。
丸ごと大好きで、定期的に読み返したい大切な一冊になりました。
「祖母と孫の英国珍道中」。
イギリス留学経験があり、お世話係(秘書)として側に寄り添う著者の奮闘と心の突っ込みが楽しい。
「あれがしたい」「これがしたい」「ナニが食べたい」。
欲に忠実で妥協をしないお祖母ちゃんがアッパレ!
これに付き合うのは本当に骨が折れると思う。
自信にあふれ、皆が自分の存在に一目置いていると信じブレない姿はまるで『姫』。
困ったワガママなお婆ちゃんかと思いきや、旅のなかで口にする言葉やその振る舞いには頻繁にハッとさせられる。
活力に溢れてて、凛としてて、読み進めるにつれ「何て素敵なお婆ちゃんなの~」となる。
そして二人の旅に、もはや欠けては語れないホテルルームのバトラー・ティム。
なんて…なんっって素敵なバトラーさんなんだろう。
選ぶ言葉や振る舞いのスマートさ、ユーモア、気遣い、お人柄、全てにおいて最高!
ティムと老婦人・孫娘とのやりとりは“スタッフ”と“ゲスト”という垣根を飛び越えて「絆」を感じさせる。
最高のホスピタリティに痺れます。
かつての祖母との思い出に想いを馳せる著者の心情の吐露にしんみり。
大切な思い出を共有して頂けたことに感謝。
感動で胸がいっぱいになりました。
抜粋したい言葉がたくさん!
二人の旅模様、自身の感情とともにその言葉を感じてほしい。
お薦めの一冊です。
祖母姫、ロンドンへ行く!
ネット上で元のお話を読んではいましたが書籍版、加筆されていて面白かったです。
読んでいると、ふと自分の亡くなった祖母のことを思い出して、うちのおばあちゃんもこんなところあった、同じ状況だったらどうだろう?と自分自身の思い出ともまた向き合うことができました。
ありがとうございます!
祖母姫、ロンドンへ行く!
レビューがとても高評価すぎて期待しすぎたせいか
なんだろう…素敵なんだけど…うーん…
でも、高評価なのもわかります
この作家の方の他の本を読んだことがないからかな
旅行記は好きなので一生泊まれないであろう高級ホテルの話や、ロンドンの話は、自分が行った記憶と照らし合わせて楽しめた
この後高齢の両親を連れて旅を計画するので参考になるところはたくさんあった
マンガだけど「ジジ連れ冥土のみやげ旅inパリ」の方が私には合ってるかも
祖母姫、ロンドンへ行く!
若いからできたこと、今だからわかること、もういない人を優しく思い出す文章に心弾みながらもじんわり涙も浮かんでくるようないい時間でした。
それにしても携帯がない、海外が本当に遠かったあの時代、あの祖母君のツアコンをするのは想像以上に大変だったろうな~!
祖母姫、ロンドンへ行く!
買うなら、いつでもどこでも読めるように電子書籍にすべきか、手元に形が残る紙の本にすべきか…うーん、悩ましい。
あまりに素敵なお話だったので、途中、「ノンフィクションだったはずだけど?あれ?フィクション?」と書籍概要を確認してしまいました。
残りのページが少なくなってるにつれ、読み終えてしまうのが寂しくて…一緒に旅をしてその旅が終わってしまうのが物悲しいというそんな気持ちになりました。
祖母姫、ロンドンへ行く!
祖母が「1度でいいからロンドンに行ってみたい、お姫様のような旅をしたい」と告げたことから、
一家総出で支援する五泊七日の豪華イギリス旅行が決まった!
旅のお供をするのは英語ペラペラな孫娘(著者)。
自己肯定感トップ高の優雅で頑固な祖母との旅行記。
1ページ目から面白い!
ハードモードな小説を攻め続けたので休憩にと選んだ1冊。
旅行記は初めて読みます。
癒しの旅行記、兼、若干の自己啓発も含まれていて、
一石二鳥のような本。
舞台はイギリス、本当に皆さんこんなに紳士なの!
と驚かされます。
。
。
第7章。
祖母姫、平安女子を語る がとても素敵なお話♪
某美術館でルール違反中の男の子に
”Be a little gentleman!
”「小さな紳士であれ」と女性が一言。
お子様にも紳士という概念があるのか。
脱帽です。
では日本では?との孫娘の問に祖母姫は
男の子には「小さな武士であれ」
女の子には「小さな清少納言であれ」かしら。
素敵なユーモア。
なぜ清少納言なのか、是非本書で理由を知って欲しい♪
そして沢山の人達に支えられ無事に旅が終わるのでした。
そんな祖母姫も晩年は認知症で、
怒りと混乱と悲しみの日々だったようです。
こうやって孫娘が思い出を本として綴ってくれること、
祖母姫にとっては1番の名誉なのではないでしょうか。
素敵な本を読ませてもらいました。
祖母姫、ロンドンへ行く!
一生に一度、ロンドンへお姫様みたいな旅をしてみたい、という一言で本当にファーストクラスから一流ホテルまでセッティングされてしまう著者のご家庭、一体どんなお家柄なの……!
といきなり驚きつつ、祖母との二人旅を不安に思う彼女に懇切丁寧にお年寄りへのサポート方法をレッスンしてくださったというファーストクラスのCAさんのあまりのホスピタリティに、人をもてなすってすごいことなんだなあと改めていきなりこちらも語彙を失ってしまいました。
そして一流ホテルのバトラーティム!
日々の細やかなおもてなしはもとより、バトラーとしての職分をかなり踏み越えてまでバッド・ガールな秘書(実は孫)にかけがえのない時間をセッティングしてくれたエピソードは、え、これフィクションじゃいの!
と思ってしまうほどにドラマチックでした。
ドアマンさんもとっても素敵。
何より、本当にお祖母様が素敵すぎて。
凛とした自信に満ちた姿は彼女が積み重ねてきた人生そのもので、でも何より心に残ったのは「謙虚と卑下は違うものなの」という言葉でした。
どうしても上手くいかないことが多い人生、ついつい後ろ向きなことや自信のなさを言葉にしてしまいがちですが、自分にできること、頑張っていること、積み重ねてきたこと。
そういうものを自分なりにきちんと認めて、背筋を伸ばし、前を向いていかなきゃな、というかそうしていいんだ、と背中を押してもらえるような本当に素敵なエッセイでした。
祖母姫、ロンドンへ行く!
親戚の支援によりファーストクラスの飛行機に五つ星ホテルという超豪華旅行だが、同居していない高齢者を旅行を連れていくのはさぞ大変だったことだろう。
まだ経験も浅い若い時ならば尚更。
しかし一流ホテルや飛行機のおもてなしは素晴らしく、お祖母様はチャーミング。
私も初めての海外旅行はロンドンだったので、行った場所が出てくると懐かしくなった。
お祖母様の格言も含めてエッセイとしてとても面白かった。
最後ドラマのようなことが起こるので、映像作品でも見てみたい。
祖母姫、ロンドンへ行く!
あたかも《祖母姫》と《秘書孫》の2人旅は、面白過ぎます。
頑固で我が儘、さらに厄介で面倒くさい最強の祖母と、心根は優しくも鬼の寝てる間に遊びに出ようと画策し、祖母にツッコミもかまそうとする孫娘の、笑って泣ける良質のエッセイです。
英国文化も散りばめ、飛行機のCA、ホテルのバトラー等多くの人に支えられ、トラブルを乗り越えながらの刺激的な旅の毎日です。
孫娘(著者)も旅を通して多くを経験し学びます。
なんだかんだ言いながらも、2人だけが知る大切な時間と記憶への、著者の愛情溢れる回想・想いが伝わる文章でした。
椹野道流さん本来のご専門が法医学というのは意外でしたが、小学館の文芸サイト「小説丸」に、昨年12月から『椹野道流の英国つれづれ』が連載(医学部時代に休学を決め、1年間の語学留学を振り返ったエッセイ)されているようです。
本書は、上記連載開始から遡ること半年、「ステキブンゲイ」でweb連載の『晴耕雨読に猫とめし』から、<自己肯定感の話>19話分の書籍化なのだそうです。
2人の絆・関係性・距離感もいいのですが、お祖母ちゃんがホント羨ましいです。
カバー装画は『90歳セツの新聞ちぎり絵』で話題の木村セツさんが担当し、いい味を出していますね。
本書にとても相応しく、絶妙なコラボと感じました。
祖母姫、ロンドンへ行く!
椹野道流さんのおばあさまの「一度でいいからロンドンに行きたい、お姫様のような旅をしたい」という一言で周りがわらわらと動き出す。
できる限りの贅沢をさせてあげたい。
「お姫様旅行」に同行するのは孫の椹野道流さん。
留学中は贅沢もできず低コストの生活。
果たして、祖母姫を満足させることができるのか。
旅行記が好きで何冊も読んでいる。
バックパック1つでお金をかけずに海外を旅するエッセイ本も好き。
祖母姫と椹野道流さんのイギリス旅行は豪華でうっとりしてしまう。
ドアマンの紳士な振る舞い。
バトラー・ティムの超一流なおもてなし。
ニヤニヤしたり、ホロっときたり。
幸せな祖母姫。
素敵な思い出があるというのはいいな。
歳を重ね辛いことがあっても乗り越えられる。
そうあって欲しい。
椹野道流さんの旅行記を拝読して思ったこと。
祖母姫、ロンドンへ行く!
椹野さんのツッコミに泣き笑い、バトラーティムをはじめ、旅で出会った人々の心遣いに大変心を揺さぶられるものがあり、そしてこれから歳を重ねていく自分が楽しみになる大好きな一冊となりました。
(特にオススメなのはアフタヌーンティーの場面)
祖母姫、ロンドンへ行く!
このエッセイの中で、筆者はお祖母様のことをそう呼ぶ。
キャラクターっぽいせいか、物語の中に入り込むような気持ちになった。
祖母姫の繰り出す要望に振り回される筆者は、ホテルの従業員や機内アテンダントたちのホスピタリティに助けられる。
目の前にいる人が自分でできることは何か。
手が必要なのか、待つことで解決するのか、を見極めることは、どんな関係性にも当てはまるなあ、と自分を振り返り反省。
とは言え、かしこまり!
と要望を次々に叶えていく姿よりも、「なんでそんなこと言うねん!
」という軽やかな関西弁ツッコミのほうが多いのは、忘れてはならない魅力。
この作家さんが書く関西弁めっちゃ好きやわ。
祖母姫、ロンドンへ行く!
CAさんやホテルのホスピタリティは見習わないといけないと反省しました。
お祖母様の心意気も大変ためになります。
自信は作るものですよね…精進します。
祖母姫、ロンドンへ行く!
自身の祖母との旅が重なって、後悔と感謝と愛しさでいっぱいになる。
作者さん、よく書いたな。
書いてくれて、本当にありがとう。
祖母姫、ロンドンへ行く!
ロンドン祖母と孫の珍道中かと思いきや
歴史あるロンドンでの最高の高級旅。
しかもそれが似合う祖母姫様が素敵。
友達に旅を自慢したいなんてオチャメな一面もある祖母姫。
笑ったりホロッとしたりしながら読了。
そして何より祖母姫様の数々の愛ある名言!
しっかり覚えておきたいと思います。